2021/04/02 19:00
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こんにちは!いとう鍼灸院・整骨院の伊藤です。
前回に続き日常生活の過ごし方を説明いたします。
※あくまでも当院の考え方となりますので、ご留意ください。
今回は寝違いについてです。
朝起きると首に強烈な痛みが走り、動かすのもつらい。
痛みは数日も続き大変つらい症状です。
原因は様々ですが、生活習慣にも原因はあります。
首の骨は下の図のように積み木構造になっています。
7つの骨が積み木のように縦に重なっています。
縦に積み重なっているのでまっすぐに立ったり座った時に
安定するようにできています。
これに対し、不安定な状態というのは横にしたり、上に引っ張ったり、
捻ったりすることで不安定になります。
◆人間の生活習慣に例えると・・・
1.枕が高すぎで頸椎に負担が掛かかっている。
2.横になって手枕をしている
3.横になっている時間が長すぎる
4.姿勢が悪く、顎を前に突き出している
5.頬杖を突く習慣がある
6.病院等で首の牽引をしすぎている。
7.頸をポキポキ鳴らす癖がある。 ・・・などがあります。
つまり休日に長時間ゴロゴロする、携帯を長時間見る、高さのある枕で
寝るという習慣が寝違いを起こしてしまうのです。
◆高枕について
枕が高くないと寝付けないという方とても危険です!
すぐに改善した方がいいでしょう。
通常睡眠するときは、脳の活動量が下がり、脳の温度が低くなり、血行も穏やかになって
睡眠が始まります。
しかし、高枕を使っている人は頭を上げて首を引っ張ることで、首の後ろの筋肉と血管が細くして
脳を陰圧にすることで無理やり血行を下げて眠ろうとしています。
枕の高さは3㎝程でバスタオルを畳んで調整してください。
違和感が強いという方は畳み方を工夫して少しずつ下げてください。
また、低反発素材の枕も寝返りを阻害するので避けたほうがいいでしょう。
寝違いになってしまったらまずは冷却です。湿布ではダメな理由は前回のブログに書きましたので
よかったら読み直してください。それでも痛みの強いときはぜひ施術にいらしてください。
寝違いの施術も得意としております。
しかし、一番大切なのは上記の生活習慣に気を付けながら再発しない生活習慣を身に着けることです。
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