2019/11/04 16:59
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治療の話
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こんにちは!いとう鍼灸院・整骨院の伊藤嘉信です。
今日は膝の上が突っ張って正座が出来ないという女性のお話しです。
そもそも正座は膝がしっかりと曲がらなければ出来ない座り方です。
しっかりと曲がるとは仰向けで寝た状態で膝を曲げると踵がお尻にくっつくことをいいます。
変形性膝関節症の重度の場合等で骨に変形があると曲がるようになるのは難しいことが
多いですが初期あるいは膝の機能が落ちているだけなら改善の可能性はあります。
膝の機能とは・・・長くなりますので、今後まとめて書きたいと思います。
患者様はベッドに仰向けの状態で膝を曲げると、踵とお尻の間に3~4cm程隙間が空きました。
それ以上曲げようとすると、お皿の上が突っ張っていたむそうです。
検査をしても靱帯や半月板に以上はないことから今回は筋膜の突っ張りが原因と考えました。
筋膜とは筋肉を包んでいる薄いラップの様なもので同じ姿勢が長いとか同じ動かし方ばかりしていると
固く突っ張るようになってしまいます。
これを特別な器具を使った筋膜リリースで調整します。
10分後・・・踵がお尻にくっつきました。
正座をしてくださいとお願いすると、はじめは痛いから嫌と断られてしまいました。
もう一度お願いすると、渋々正座をしてくれました。恐る恐る曲げていくと踵はお尻に
つき、正座が出来ました。
驚きと共に笑顔になっていました。聞くと3年ぶりの正座だそうです。
まだ何度か施術は必要ですが、無理なく正座が出来るようかんばりましょう!
もちろん施術効果には個人差があります。効果が出るまでの時間も異なります。
原因も皆様違いますのでご注意下さい。
※急性、亜急性の原因のある痛み以外は保険が使えませんので自費治療になります。
詳しくはお問い合わせ下さい。
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